労働法連続講座を終えて

塚本先生の一言 講座受講者の感想

講師の塚本和也弁護士より

みなさま、12回、1年間にわたる講座の受講、大変お疲れ様でした。私は、同じ事務所の尾林弁護士、白神弁護士、特定社労士の北村さんとともに、講師を務めさせていただきました。私自身にとっても、大変勉強になりました。ありがとうございました。

 尾林弁護士が初回で言っていたように、この講座のテキストとして使用した、日本労働弁護団の「労働相談マニュアル」を使いこなすことができれば、労働問題に取り組む弁護士と同水準で相談対応をすることができます。私の講義では、目次を大切にしながら話をさせていただきました。ぜひ活用していただければと思います。

最後の模擬労働相談の回では、みなさんが適切な分析やアドバイスをできていたと思います。今後は自信をもって労働相談対応に当たるとともに、引続き仲間を増やし、労働環境を良くする運動をしていただければ、よりよい社会が実現できると確信しています。ご一緒に頑張りましょう。

 イザという時、頼りに !

         S・Kさん記

「労働法連続講座」を途中から受講しました。学ぶなかで「今まで働いてきた職場で指示されたあのことは、労働法に違反していたんだな」と思う点があります。

たとえば、休憩時間中の電話当番(休憩時間の延長なし・残業代もなし)や始業時間前の清掃など。なかには、「就業規則を見たい」と申し出ても、就業規則を見ることがまるでわがままであるかのような態度をとった上司さえいました。

法律を知っておくことが自分を守る一歩になりそうです。皆さん、お疲れ様でした。

♪ 11回参加できました ♪

M・Yさん記

  「心理的安全性」はあなたの職場にありますか?今日本の経済界や政界で問題の不正、それを告発できず、告発して自死した方も。ハラスメント受けていませんか、職場を黙って辞めず、一度、CU三多摩に相談してみませんか?ここは心理的安全性が担保される場です。

 私はここに相談に来てから1年以上。職場でハラスメントを経験しました。CU三多摩の皆さんが寄り添ってくれました。どんな事でも話してみましょう。11回講座に参加できました。

別のテーマでの講義も期待!

           東京土建書記・Nさん記

 全12回の講義、参加できない回もあり、もったいない事だったと思いました。労働相談の分野は不勉強で、毎回ためになりました。法律は変わるので今後も学習は必要です。また組合の書記として、労基法の知識は不可欠なので、自分自身の今後につながります。一年間、楽しく受講できましたし、別のテーマを含めた講座をお願いしたい。そして、もっと多くの方が受講できればと思います。