2023年「労働法連続講座」12回終了

16人が参加、最終日は模擬相談で交流

12月16日、12回目の講座最終日は本部の白滝書記長も参加いただき、模擬相談の資料を基に3班に分かれてグループ検討会を行いました。

 <第一回目討議・検討項目>

 ◇相談者の要求は何か

連続講座修了証の授与

 ◇争いのない事実の確認

 ◇何が争点なのか、会社側・相談者の主張

 ◇資料等でわかる範囲での要求実現の見通し

 ◇労働契約上問題となる使用者側の行為は?

  ◇相談者に追加して聞きたい事

 ◇不明な部分を補うどんな資料が必要か

 ―こうした課題で討議し、それぞれの班から発表してもらい、2回目の討議(団交に向けた方針)を行い、さらに深めました。

<第二回目討議・検討項目>

 ◇(会社側からの解雇通知に対し)解雇は有効か無効か。交渉で何を求めてどのように主張するか。

 ◇交渉で会社側へ求める事項を3つ以上上げ、どのように根拠づけるか説明し、見通しは?

―等について発表し、交流しました。

「実践的で大変良かった」「集団的な検討でいろいろな角度からの意見もでて有意義だった」等の感想がだされ、最後に塚本弁護士から、論点について解説してもらいました。

最後に、12回の連続講座に組合役員以外で8割以上の出席者11人に「修了証書」を宮田委員長から授与し終了しました。

終了後、場所を移動して懇親会を行い盛り上がりました。