厚生荘病院労働組合のたたかい
『賃金未払い請求』は労働者側の請求棄却の不当判決
あきらめず、東京高裁へ上告
多摩市にある厚生荘病院を経営している一般財団法人愛生会(湖山泰成理事長)は2020年4月1日に「就業規則
変更」や「人事評価制度」を一方的に強行し、そのうえ定期昇給もカットしました。
厚生荘病院労働組合は労使協定に則って、給与表との差額分の支払を求め、東京地裁立川支部へ提訴。CU三多摩も厚生層病院労組を支援してきました。しかし、2023年12月6日東京地裁立川支部は労働者側の訴えを棄却するという不当判決を下しました。
厚生荘病院では、11年間同じ内容で給与表通りの定期昇給が行われてきたという労使慣行があったにも関わらず、経営者側の「毎年経営状況を勘案して決めていた。」という証言のみを採用し、労使慣行性を否定していることは問題です。
厚生荘労組はこの不当判決に対し、15名がこれを不服とし、12月19日に東京高裁に控訴しました。厚生荘労組を、引き続き支援をしていきましょう。
2024年2月17日に、厚生荘労組を支える会の集いを行います2月17日(土)午後1時より南多摩教育会館です。ぜひご参加をお願いします。