最賃二千円実現

CU東京 中小業者支援も中央最低賃金審議会へ要求
2025年7月9日、CU東京は中央最低賃金審議会に『最低賃金は2000円を実現すること、中小業者支援策を求めます』とする要求書を提出しました。
東京春闘共闘会議の試算では東京で普通に暮らすのは月29万4578円必要で、これを時給に換算すると2000円になります。これは旅行に行けて、買い物もできて、人間らしく暮らせるお金です。
CU東京は要求書で、当組合には1800人を超える組合員がいるが、ほとんどが非正規か中小企業で働き、最低賃金か、数十円多い程度の賃金で、不安定雇用であり、賞与や退職金もないと訴え、最低賃金が改定されるときに少し賃金が上がるだけだと実情をのべています。そして、「全国一律の2000円を求めていく」としています。
同時に中小企業や零細企業の賃金引き上げはとても厳しく、岩手県や群馬県その他の自治体が実施している中小業者の賃金引き上げに直接支援する制度を国や自治体に普及することも求めています。
さらに、上位企業による優越的地位の濫用を辞めさせるための法規制の強化も求めています。
最低賃金は日本全国どこでも2000円実現に労働者が団結して頑張りましょう。