労働相談 進行中

解決に向けて 

□飲料販売会社、3カ月雇用繰り返し雇止め

 土建組合員の父親を通じて紹介を受けた事案です。3カ月雇用を12回更新や不当な懲戒処分、有給消化トラブル等での雇止め通告等があり、組合で聞き取りし団交を要請。

 会社側との団交において、懲戒処分の撤回や組合員からの主張、会社側の交通ルール違反問題等を追求し、最終的に本人も金銭解決での決着を希望し交渉。会社側提示には納得せず、再要求し、回答待ちとなっている。

 

□訪問看護での賃金未払い

 Mさん(女性50代)、訪問介護事業所を行う会社に看護師として契約し就労。患者死亡でキャンセル、契約上の賃金支払いを要求するも支払い拒否。監督署の指導で請求するも無視、土建支部の紹介で相談にこられ経営者に要求するも「依頼者から金銭もらえず支払いできない」との立場をくずさず、交渉継続中。

 

□大手生命保険会社の有期雇用、更新拒否

 Nさん(女性30代)、大手生命保険会社の障がい者枠雇用だが、ある日出勤後に上司より「安全配慮義務の観点からの帰宅命令」を受けさらに「コミュニケーション不完全、合理的配慮はできない、会社は就労支援事業所じゃない」等と言われ有期契約更新を拒否、市議会議員を通じて組合に相談し、交渉継続中。

 

□過酷な施設警備業務の改善問題

 Jさん(高齢男性)、市の委託事業者に雇用され、受付や警備で就労。24時間拘束など長時間勤務、現場責任なども要求され、過重勤務状態にあることの改善を要求するも、会社は改善なしのため組合に相談、雇い止めなどに配慮しつつ対応中。

 

□マタニティハラスメントで手取り10万円に

 Sさん(女性20代)、運送会社ドライバー。

妊娠理由に車庫待機となり手取り月額30万円から10万円に減額、ストレスで適応障害の診断をうけた。団交でマタハラによる休業補償、未払い賃金支払い、給与計算根拠等を要求し、相手弁護士が対応中。交渉中に突然、会社のパワハラ防止ポスター掲示がなされた。

 

□社会福祉法人でのパワハラ被害

 Gさん(男性50代)、B型支援事業所利用でのパワハラ被害防止の相談。時給400円で非雇用、都議秘書を通じての相談があり、パワハラ改善通知書を送付するも、労働法の適用外との立場から団交には応じられないとの回答。引き続き事業所との懇談、市役所対応を検討中。

 

□大手銀行子会社でのパワハラで神経症に

 Aさん(男性50代)、契約社員で約20年勤務。職場のパワハラで不安神経症になり退職に追い込まれる。相談対応中の事案。

 

□その他 介護老人保健施設で看護師へのパワハラ問題での相談対応、外国人就労の管理組合対応での相談も対応中です。