三宅克朋弁護士の自己紹介 №2

今回は、私と労働組合の出会いについてです。

私は石川県金沢市の出身で、大学を卒業後、石川県民主医療機関連合会のとある病院に就職しました。

私が、最初に配属されたのは、産業医療科という部署で、主に労働者の健康診断(法定健診や特殊健診、生活習慣病健診)等を行っていました。そこで、様々な労働の現場に出向き、健康診断を行うことを通じて、健康診断の意義、労働の態様と労働者の健康への影響の関連性、そもそも労働者が健康に働き続けるために労働安全衛生法や労働基準法等の各種の法規制があること等様々なことを学びました。その職場で、初めて労働組合に加入し、労働者が団結し、団体交渉により、より良い労働条件を獲得していく過程について経験することができました。

また、私が入った労働組合は、労働者の権利についての学習会を開催したり労働学校を紹介したりすること等により、社会人にとって貴重な学習の場を提供する素晴らしい取り組みをしていたことを強く覚えています。私は労働組合を通じてたくさんのことを学ぶことができました。

労働組合は、労働問題の最前線で闘う頼もしい存在であるだけでなく、労働者にとって社会のことを学ぶことのできる機会を提供するありがたい存在であると認識しています。

労働者が健康に働き続け、その個性や人生を

全うできる社会を実現するためには、労働者が困っている時はその労働者とともに闘い、時には労働者に学びの場も提供する、そんな労働組合の存在が不可欠だと強く感じています。

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