【組合員からの投稿2題】

①PCのログオン、ログオフ情報で残業代を全額支払わせる

過日はお世話になりました。あの後働いたところもタイムカードもなく、残業代の支払いが無かったので、自分でPCのログオン、ログオフ情報をとっておき、一分で計算して、退勤後に支払いを求めたところ、「嘘つき」扱いを受けましたが、労基に持ち込み、全額支払っていただきました。

②福祉労働の現場に憲法の光を

2025年5月3日に、家族で憲法集会に参加しました。「未来は変えられる!戦争ではなく平和な暮らし!」このスローガンを掲げ、多くの方が会場に集まりました。 写真は集会で山添拓参議院議員(共産党)に遭遇。

現在、障害者福祉の現場に身を置く者として、現憲法の実現は最も重要な問題です。障害者福祉は3年毎に国の報酬改定が行われます。これまで、国の政策としては、加算(一定の条件を満たすと報酬が上乗せされる)拡充がすすめられてきました。その中で事業所の運営に最も重要な基本報酬が見直され、支援区分(障害の重さを1~6段階で評価)の区分6(最重度)以外がすべて下げられました。これについては、『きょうされん』はじめ多くの障害者団体や事業所から悲痛な声が上がっています。

国は基本報酬を下げた分は加算で補えると言っていますが、加算の要件は専門職員の配置や人員増など、人手に関わることが多くを占めています。人手不足に悩む業界で、収入が下がった事業所がどの様に人の雇入れを進めればいいのでしょうか。

毎年、最低賃金が上がり、物価高騰も続く中、このままでは、労働者不足にさらに拍車がかかります。障害のある仲間たちの生活には支援者の力は不可欠です。

戦争をしないと決めた憲法を活かし、すべての国民が当たり前の暮らしを送れるように未来を変えていく必要があると考えます。