【労働相談より】

組合の団体交渉で、賃金労働条件を改善
6年前、ハローワークで求人票を見て、勤務先が自宅から近いことから、会社で面接し勤務。雇用契約書がないまま、24時間拘束での警備の仕事に勤務。退職者が続き、自分が一番古くなり、人がいない中、勤務表を作らされ、現場の責任を取らされていました。
5年間、雇用契約書がないまま、6年目から労働契約通知書が送られてきました。社会保険も雇用保険もない、勤務が過重、会社に言っても対応してくれないことから、地元の市議会議員に相談したところ、CU三多摩を紹介されて、同僚の2人も組合に加入してもらい、解決に取り組んできました。
勤務先が国土交通省の管轄であることから、宮本徹前衆議院議員事務所に相談し、国土交通省の契約課と契約内容などを確認、「監督署に相談してくれれば指導する」との事から、三鷹監督署も相談、「正式に申し入れいただければ調査に入る」との回答がありました。
あらためて、会社に「これまでの経過と今後の対応について」、団体交渉を申し入れた結果、顧問弁護士事務所から団体交渉に応じるとの回答がありました。2回の団体交渉を行い、3年間の未払い分と交通費支払い、雇用保険の加入になど改善することになり、合意することになりました。
Aさんは、「地元の共産党の市議会議員に相談したら、すぐCU三多摩の組合役員に連絡してもらい、対応してもらいました。自分たちの置かれている労働環境や賃金が労働基準法に違反していること、会社との団体交渉、弁護士との交渉など大変お世話になりました。組合に出会えて本当によかった。」と、お礼の言葉を寄せてくれました。