小池都政をリセット

候補者選考委員会 蓮舫さんを正式確認

「革新都政実現をめざす労働者連絡会」は以下のニュースを発行しました

都知事選 (6/20告示、7/7投票)で市民と野党の共闘候補を擁立することを目指し、今年 2月に発足した 「候補者選考委員会」は5月27日 午後、参議院議員の蓮舫さんを都政転換の候補者 として正式確認しました。蓮舫氏は委員会に出向き、みずからの政治理念を示しながら、無所属 として、都政転換にむけた出馬決意を表明。 「市民と野党の共闘候補としてぜひ」という委員会の要請を受けとめた表明に、委員メンバーは今度こそ小池都政から転換を実現しようと思いを新たに、蓮舫氏の候補者選定を確認しました。

選考委員会は、宇都宮けんじ(2020年都知事選候補者)、 前川喜平 (元文部科学事務次官)、 浜矩子 (都政転換呼びかけ人会議・同志社大名誉教授)、 福山真劫 (総がかり行動実行委員会)、 菱山南帆子 (市民連合)の 5氏が呼びかけたもので、会議には、立憲民主党、日本共産党、社民党、生活者ネット、緑の党、新社会党の各党に加えて、 「革新都政をつくる会」などの市民団体の代表が参加しました。(革新都政をつくる会からの代表として井澤地評事務局長が参加)。

委員会は、学校給食の負担軽減、神官外苑再開発見直し、羽田空港新ルー ト反対などをはじめ、政策の都民目線での練り上げと都民の運動が呼応しあい、一致点が広がっているとの認識のもと、共通の旗印をしつかり立てて、金権腐敗から決別 し、憲法を守りいかす都知事を実現するために、これまで積極的な意見交換を進めてきました。

この間の都内の首長選挙では、次々と市民と野党の共闘で新 しい首長を誕生させ、また、4月に行われた東京15区衆院補選で、共闘候補の酒井なつみ氏を圧倒的得票で当選させました。市民と野党の共闘の積み上げと信頼関係の深まりが都民の日にはっきりと見て取れる情勢を迎えており、委員会は「裏金問題、大企業優先の自民党政治はもう終わらせたい」「小池都政からきっぱり脱却、転換を」との声を寄せ合い、実らせることができる候補として、蓮舫氏に出馬を要請。蓮舫氏はこの要請を正面から受け止め、都民の声に支えられる形で出馬表明するに至りました。これは、私たちがこれまで粘り強く培ってきた、要求実現にむけたアクションや自由と民主主義、憲法を守る共闘の底力が切り拓いたものです。