組合員からの投稿①

地域を照らした「灯台」が無くなる

多摩市  稲富 勉
多摩市和田にあった厚生荘病院がいよいよ解体工事に入りました。2021年12月末で閉院となっていましたが、昨年暮れから工事用の囲いが設置され、解体予告が掲示されていました。病院閉鎖に伴い看護師さんら10人が解雇され、現在裁判中です。その闘いが解決されていない中での工事着手です。
病院の閉鎖によって、この地域は医療空白となり、住民の皆さんからは病院再開を望む声がたくさん寄せられました。一時はこうした要望に応え、「診療所」を開設するとして、住民への説明会も実施しましたが、病院経営者は方針を変更し、地域住民との約束は反故にされました。

争議団を励ます歌 病院は地域の灯台

解雇された職員の皆さんの闘いを励ます歌が作られ、宣伝行動や支援集会で歌われています。題名は「病院は地域の灯台」、歌詞の一部を紹介します。


♪病院は 地域の灯台
この明かりを消してはいけない
この地域を照らし 生命をてらす
ここは私たちの 私たちの職場♪

 

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