東京都知事選挙を終えて

 蓮舫さんに感謝!

 7月7日、都知事選が終わりました。小池都政3期目という結果でした。投票率が60.62%、前回の55.00%を5.62ポイント上回りました。蓮舫さんが1,283,262票、当選した小池百合子さんは、2,918,015票、石丸伸二さんは、1,658,363票でした。

 「市民と野党の共闘」の流れの中でできた「候補者選定委員会」が早い時期から候補者選定に取り組んできました。そして、第5回目の会合で蓮舫さんを一致して擁立することに決めました。今までにない民主的な選定方法で決まりました。

 蓮舫さんは立憲民主党を離党し無所属で立候補しました。勇気をもって立候補してくれた蓮舫さんに感謝と敬意を表したいと思います。

 夢を与えてくれた選挙活動

 蓮舫さんは、いつも笑顔で元気いっぱいに具体的な政策を訴えていました。三多摩でのどの駅頭宣伝でもいっぱいの聴衆で今までにない盛り上がりをみせていました。

 特に、6月17日、急きょ設定された武蔵小金井・宮地楽器大ホールでの多摩地域大集会、次の日の18日、中野ゼロ大ホールでのオール東京大集会などどこの会場でも超満席状態で、終わりには、どこでも「蓮舫!蓮舫!」コールが響き渡りました。こんなに盛り上がった都知事選も最近になかったことです。私たち自身も蓮舫さんから元気をもらった選挙戦でした。また、蓮舫都政実現の夢を与えてくれました。いたるところで、ひとり街宣が広がったのも今回の特徴です。

 政策的にも

 蓮舫さんの都政に対する政策は、若者支援を中心に具体的でした。政策も日に日にバージョンアップしていきました。また、トップダウンではなく「ボトムアップで都政を」の訴えも好感がありました。

 一方、小池候補は、蓮舫候補との政策論争を避けて逃げていました。作戦とはいえ許されないことです。石丸候補については、何度聞いても具体的な政策がなく、何をやりたいのか良く分からないで終わりました。それが、ネット戦略で、ユーチューバーとして無党派層に浸透した結果2位に浮上しましたが、民主主義的な選挙の結果とはとても思えませんでした。

 都政が普段から私たちの生活に直結していることをもっともっときめ細かく知らせていく大事さを痛感しました。