労働相談

シルバー人材センター登録会員の偽装請負認め、団交で解決合意

シルバー人材センター(以下シルバー)の登録会員のKさん。派遣先から「来なくてよい」と一方的な解雇通告を受け組合に相談。組合は派遣先に団交を要求。派遣先企業は「シルバーとは請負契約のため、当社はKと雇用関係になく団体交渉には応じられない」と。そこでシルバーとの団体交渉を要請、シルバーは偽装請負を認め、本人に3カ月分の解決金を払う合意解決となりました。

   泣き寝入りせず相談して

 Kさん記―定年退職後いざ働いてみると一方的解雇、パワハラ等を受けても現役時代と違い相談する仲間もおらず、やめたり泣き寝入りする方も多いのではないか。私もシルバー派遣先の会社のいじめで一方的にやめさせられました。悔しくて言われた言葉が頭から離れず、CU三多摩に飛び込みました。話を聴いてもらい、勤務先に求めたい事を伝えてシルバーと団交となりました。

 組合の方が私の要求をすべて話してくれ、1回で合意できました。これから第二の人生を生き働く方、(不条理な事に)泣き寝入りせず、あきらめず、勇気をもって組合に相談されることをお勧めします。   (K記)